9月4日の阪神戦(横浜)で先発した加賀美希昇投手が勝利投手まであと二死の4回1/3で降板した。

　6対1と大幅なリードで5回を迎えたものの、先頭打者から連続ヒットを浴び無死二、三塁に。続く日高をファーストゴロとしたが、その間に三塁走者がホームインし、交代となった。試合は8対3と勝利したが、加賀美は「早い段階で降板してしまい申し訳ないです」と反省した。

　チームは先発に離脱者が多く、中継ぎ陣もフル回転。ベテラン三浦が中4日登板する苦しい状況で背信投球をした加賀美に対し、中畑監督は「シャキっとしなかった。勝利投手の権利の前であえて変えた」と、厳しい采配でカツを入れた。