二軍でインフルエンザが大流行し、開幕を一軍で迎えた選手たちも戦々恐々だ。
3月25日に、イースタン・リーグの
ヤクルト戦(
西武第二)に調整登板した
牧田和久投手は、7回2安打無失点。テンポのよい投球で無四球7奪三振と好調だったが、「見えない敵と戦った」と振り返ったように、ウイルスの感染を防ぐため、イニング間もベンチに戻らず、ブルペンで待機。できるだけ選手同士での接触も避けた。同26日にはドラ1の
森友哉捕手が感染し、二軍では同20日から26日までで感染者は選手、コーチ、スタッフ含めると計12人。野手が不足し、同23日の
DeNA戦(平塚)では、投手が外野で起用されるという非常事態となっていた。