オープン戦13試合を戦い、1勝11敗1分け。勝率は.083と1割にも届かず、苦しいチーム事情を露呈したが、開幕を前にした3月25日の全体練習では、
小川淳司監督が選手、スタッフを前に、約10分間にわたって熱く語りかけた。
「オープン戦は終わった。切り替えてシーズンに臨むこと。投手は攻める気持ち、野手は積極性を持って、良い結果が出せるよう1年間頑張りましょう」
ちなみにオープン戦で勝率1割以下だったのは91年の
日本ハム以来、23年ぶり。91年の日本ハムはシーズン4位だったが、3年目を迎えた小川
ヤクルトは、その結果を超えてAクラス入り、クライマックスシリーズ進出を目指す。