森福允彦投手の開幕からの連続試合無失点は10でストップした。4月29日のオリックス戦（京セラドーム）、同点の7回裏一死二塁、左打者が続く場面でマウンドに上がると、まず平野を中飛に。しかし、続く糸井に高く入ったスライダーを二塁打され、勝ち越しを許すと、敬遠を挟んでT-岡田にも二塁打され2失点を喫した。充実したリリーフ陣の中で、楽な展開での無失点登板を重ねながら信頼を引き寄せ、「もっと厳しい点差でも続けられるようにしたい」と意気込んだ直後のリリーフ失敗だった。

　2年連続チームトップの60試合以上に登板した11年は17試合、12年は16試合連続無失点スタート。また一から信頼を積み上げる日々が始まった。