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阪神・ウィークリートピック

こだわりの球で1000奪三振

 



 右肩にメスを入れた経験がある福原忍投手が5月4日のヤクルト戦(神宮)の8回に登板し二死を奪うと、雄平をストレート勝負で空振り三振に斬って取った。この三振でプロ野球史上137人目となる1000奪三振を記録した。

「最後は(ストレートに)こだわらせてもらいました。開幕前から(記録のことは)知っていたんでね。長くやっていればいいこともありますね」

 今年で37歳。年齢とともに技巧派に変化させていく投手が多い中、真っすぐにこだわり続けた。そしてセットアッパーとしてその地位を確立。勝ち試合の8回が今の仕事場で力勝負が必要な場所でもある。いまだにストレートでねじ伏せる投球は健在だ。
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