苦しい戦いが続くチームの中で、頼れるベテランが存在感を示している。5月13日の
オリックス戦(コボスタ宮城)で
川井貴志投手が今季2度目の先発登板。惜しくも勝ち星こそつかなかったが、7回5安打無失点の好投を見せた。
試合後は「ピンチもありましたが、何とか粘り切ることができました。前回よりもバテませんでしたし、自分の仕事はできたと思います」と安堵の表情。前回登板の5日の
西武戦(西武ドーム)でも5回2/3を投げて無失点と、2試合12回2/3を投げて得点を与えていない。
困ったときの“ボブ”(川井の愛称)と指揮官も信頼を寄せる男が、巻き返しの旗手となる。