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広島・ウィークリートピック

今季2本目の劇弾

 

 5月13日の阪神戦(米子)、梵英心内野手が今季2本目のサヨナラ弾を放った。「飛んだ瞬間は微妙」という手応えだったが、ナインと米子のファンの声援の後押しもあってか、高々と舞い上がった打球は左翼席へ吸い込まれた。

 前カードの11日、中日戦(マツダ広島)でプロ入り後初めての三塁の守備に就くと、13日は一番・三塁でスタメン出場。4月中旬からその位置を務め、右手薬指骨折のため離脱中の堂林の代役で大仕事を成し遂げた。今季は両ヒザの状態が芳しくなく、こだわりの本職・ショートも満足に守れずにいる。しかし、そのうっ憤を晴らす選手会長の一打がチームを加速させそうだ。
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