交流戦開幕の日に誇るべき記録に到達だ。5月20日の
西武戦(西武ドーム)の初回、一死一塁で打席に立った
坂本勇人内野手が、西武・牧田の外へ逃げる113キロスライダーに必死に食らいついてしぶとく左前へ(写真)。これがプロ8年目での通算1000安打目で「うれしいです」と笑顔を見せた。
25歳5カ月での到達は、セ・リーグでは最年少で、球界では西鉄・
豊田泰光、
オリックス・
イチロー(現
ヤンキース)に並ぶ歴代3位のスピード記録。「若いときから出させてもらって、ケガなくやって来られた結果」とトレーナーや裏方さんへの感謝の言葉を口にした坂本は、「1500、2000本を狙えるように頑張っていきたい」と先を見据えていた。