6月17日の
西武戦(浜松)にわずか2安打の零封負けを喫し、
中日の交流戦Vの可能性が完全消滅した。先発の
朝倉健太投手はこれまで、地方球場で23試合に登板して12勝2敗。圧倒的な勝率を誇っていたが、その縁起の良さも通じず。3回7安打3失点で、先発では今季最短KOとなった。「フォークが抜けていたのはあるけど……。次のチャンスがあったらやり返したい」と右腕は唇をかんだ。
試合後、
谷繁元信監督は「何もない。何もないという言い方も変ですがやられました」と脱帽。二塁も踏めず、今季最少タイの安打数で7度目の完封負けとなってしまった。一時は交流戦首位に立つも、最後まで好調を維持することはできなかった。