能見篤史投手が6月14日の
西武戦(西武ドーム)の6回二死一塁の木村をフォークで空振り三振に斬って取った。これでこの日10奪三振となり、5試合連続で2ケタ奪三振を記録。これで1971年に
江夏豊氏などが記録した4試合連続を上回り、リーグ新記録となった。しかし、3失点を喫し、試合には負けてしまった。
中西投手コーチは「コンビネーションで粘り強く投げていた」と投球術を評価。ただ、エースとして個人の記録よりチームの勝利が優先。チームを勝利に導く中での個人記録達成なら最高だったのだが……。「記録のためにやっているわけじゃないです」と能見。そこにエースのプライドが見てとれた。