ゴールデンルーキーの111球の熱投もチームの勝利には結びつかなかった。
松井裕樹投手が7月30日の
ソフトバンク戦(山形)で先発としては7試合目のマウンドに上がるも中盤に強力ホークス打線につかまり、5敗目を喫した。
自己最長の7回3安打2失点の粘りの投球を披露したが勝利は遠かった。本人も「最後の最後で粘れなかった」と悔しさを露にしたが、星野監督は「俺が見た中では最高の投球だった」と評価した。
チームは今季9度目の零封を喫し、借金も今シーズン最多の17にまでふくらんだ。最下位からの巻き返しへ向けて、輝きを放ちつつある背番号1の覚醒に寄せる期待は大きい。