苦しい台所事情の投手陣の中で、
岡本洋介投手が頼もしい存在となっている。今季は開幕から先発ローテーションの一角として期待されたが、序盤に打ち込まれる試合が続き、2度の登録抹消。7月11日に一軍昇格すると、その後は先発で安定した投球を見せている。同31日の
オリックス戦(京セラドーム)では6回2/3を投げ、被安打3の無失点に抑えて今季初勝利。8月7日の
ソフトバンク戦(大宮)では、5回2/3を1失点と好投も、打線の援護なく負け投手に。打線の不振は深刻で、中継ぎ陣もつかまり同カードでは2戦連続の大敗。連敗ストップとはならなかったが、エースの岸が右ヒジ違和感で登録抹消となった中、岡本洋の好投は明るい材料だ。