12月12日、
ラミレス監督は家族と休暇を過ごすために、成田空港からアメリカ・フロリダへと出発した。監督就任以来、秋季キャンプ、イベントなど忙しく動いた指揮官の頭の中は休暇中でも、チームのことでいっぱいだ。「向こうでエレラと
モスコーソに会う予定がある」と助っ人投手との会談をセッティング。まだほとんど会話ができていない2人とヒザを突き合せて語り合う腹づもりだ。「モスコーソは先発、エレラは7回を任せるつもりだ」。
同じフロリダ州とはいえ、エレラはタンパ、モスコーソがマイアミで過ごしており、総移動距離は車で片道300キロを超える。ラミレス監督は自らハンドルを握り、両投手を訪問するという。