正捕手争いのダークホースとなりそうだ。プロ3年目の
石川亮捕手。20歳となり、1月11日の成人式の日に「昨年はあれだけ良い経験をさせてもらった。まずは50試合出場が目標です」とコメントし、この日は練習を終えて成人式に参加した後、13日からは大野、乾らが自主トレを行う鳥取県内のトレーニング研究施設の「ワールドウイング」に場所を移して汗を流している。
2016年は近藤が捕手に再挑戦し、レギュラー奪取に燃える大野、インサイドワークに定評のある市川らとの争いになる。それでもそのサバイバルレースに加わり、勝ち抜く決意は負けていない。若さと勢いを武器にハタチのホープが静かに牙を研ぐ。