2013年は6位、14年は12位、昨季は8位。そして今季は9位。オープン戦では結果が出ないスロースターターなヤクルトナイン。それでも昨年は優勝まで漕ぎつけたのだから、オープン戦の結果はあまり関係ない……？にしても、今季はいかに。

　カギを握るのは新戦力。特に新助っ人の活躍次第で順位は大きく変わってくるだろう。開幕一軍入りを果たしたペレス投手、ルーキ投手は真中監督もどちらを使おうか迷うほど順調な仕上がりを見せた。松岡、中澤らの調子がなかなか上がらないだけに、手薄な中継ぎ陣をカバーできるか。先発完投型の投手が少ないチーム事情もあり、この2人の活躍は連覇を目指すチームには欠かせぬピースとなる。