「来季はシーズンで85勝して優勝したい」と新たな誓いを立てたのは
辻発彦監督だ。10月24日、58歳の誕生日を迎え、背番号「85」にちなんで大きな目標を掲げた。選手のとき、
ヤクルト時代を含めて10度、出場するなど誕生日はほぼ日本シリーズ中だった。自らは1987年、
巨人との日本シリーズで中堅・
クロマティの緩慢な返球のスキを突き、秋山の中前打で一塁から一気にホームインして日本一を決定づけるなど、名シーンを数々演出した。
「来年は日本シリーズ中に(誕生日を)迎えたい」
頂点をつかむために、選手たちを鍛え上げていく。