柳田悠岐外野手が11月1日の秋季キャンプ、午前のフリー打撃で、右へ、左へ、サク越えを連発した。そんな柳田を見守っていたのは、達川新ヘッドコーチ。「40本、打つ力はある。あれだけのスイングスピードがあればのう」と、今季、柳田が目標にしながら達成できなかった40本塁打への再挑戦を促した。
今季は昨オフの右ヒジ手術の影響で、十分な打ち込みができないまま開幕。
「何もできなかった……」
そんな柳田の思いを達川コーチは理解しているようだった。
「練習やってやって、ナンボの選手じゃろ」。
この日は午後の個別練習でもティー連打、ロングティーを交えた特打で汗を流した。「きついですけど、今はおもろいです」と、柳田は充実の表情を浮かべた。