ヤクルトの大砲は
バレンティンだけではない。新外国人の
ディーン・グリーン内野手が春季キャンプ初日の2月1日、あいさつ代わりのバッティングを披露した。193センチ115キロと大柄だが、左打席に入ると柔軟なバット操作を見せ、5本のサク越えを放っている。
「基本的にボールに逆らわず、芯に当てることを意識している」とグリーン。これには真中監督も「あまり上下動しないスイング。手首、腕の使い方も柔らかい」とうなずいた。さらに杉村チーフ打撃コーチも「逆方向に打てるし、変化球にも対応できる」と太鼓判を押す。四番候補として期待されている新助っ人は今後、調子とともに評価もさらに上げていきそうな気配だ。