一軍キャンプに抜てきされ三塁でのレギュラー取りを目指すドラフト1位の
大山悠輔内野手。紅白戦や実戦の試合でヒットが生まれない状況が続いていた。そして迎えた2月22日の紅白戦で「七番・三塁」で出場。3回の第2打席で
藤川球児の144キロの真っすぐを左中間に打ち返し「プロ初安打」となった。「正直、ホッとした。気持ちがラクになった部分はある。積極的に打ちにいくのが自分の持ち味。どんどん振っていこうという気持ちでした」
6試合、17打席目でようやく出た1本。藤川から打った価値ある1本に一塁上で思わず笑みがもれた。だかここからが本番となる。もう一度気を引き締めて、開幕スタメンを目指していく。