開幕先発ローテーション入りへ向け、各投手がアピールを続けている。3月8日の
ヤクルト戦(倉敷)では、
釜田佳直投手が先発のマウンドに上がり、5回を散発3安打無失点。梨田監督は「上出来。開幕の何戦目かに」と開幕ローテ入がほぼ決定した。
釜田が「とにかくストライクを先行させようと思っていたテンポよく、良い投球ができた」と自画自賛するほどの出来だった。収穫として挙げたのがカーブ。左足をホームに向かって真っすぐ踏み出すことにより、ブレーキの利いた変化が実現。「カウント球にも決め球にもなる」と自信を深めた。まずは先発ローテに定着し、1年間守ること。そして自身初となる2ケタ勝利を目指していく。