大ブレークの1年となるか。プロ3年目で初の開幕一軍キップをつかんだのは
石川直也投手。栗山監督も「先発だけでなく、中継ぎや抑えの適性だってある」と熱視線を注ぐ右腕。本人は「やっとプロのスタートラインに立てました」とまだまだ初々しいが、その豊かな才能に疑いの余地はない。
191センチの長身から投げ下ろすスタイルで、高校(山形中央高)時代は「庄内のダルビッシュ」の異名も取った逸材。特に伸びのある自慢のストレートは打者が狙っていてもとらえづらいと評価はうなぎ上り。2017年のファイターズにおけるNo.1プロスペクト(若手有望株)と言ってもいい男が、次世代スターへの第一歩を踏み出した。