開幕を前に
楽天が思わぬ“強敵”に苦しめられた。そのきっかけは3月23日に訪れる。
アマダー内野手、
足立祐一捕手の2人が「インフルエンザB型」と診断されたことが発表されたのだ。同日、先発候補の
安樂智大投手が右大腿二頭筋損傷により開幕絶望となっており、Wショックに見舞われた。
これだけでは終わらない。その2日後の25日に
岸孝之投手が同じ「インフルエンザB型」と診断され、開幕投手は回避となった。そして27日には
古久保健二コーチまでも……。これには
梨田昌孝監督も困り顔。代役のコーチを立てる予定はなく、「僕も一応キャッチャー出身なので、多少の手助けはできる」。“全員野球”でこの苦境を乗り切る。