開幕から好調な猛虎打線。その核になっているのが三番に入る
糸井嘉男外野手だ。他球団から警戒されながらチーム2位の打率.379(4月12日現在)をマーク。4月12日の
DeNA戦[横浜]でも4回、糸井の四球を起点に打者一巡の猛攻。2度目、二死満塁での打席では左前2点適時打を放った。
「ウエポン(上本)のヒット見たら、火ついてまうやろ!」と、目前で二番・上本の強烈な中前適時打が引き金だったと独特の言い回しで表現。5回には五番・原口がとどめのソロ本塁打を放ち、糸井の打撃が、チームにいい流れを作り出していることを証明。糸井の得点圏打率は両リーグトップの.833。勢いは収まりそうにない。