ついにこの日がやって来てしまった。5月3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で1対2の惜敗。前日の0対11の大敗に続いて最下位を争うライバルに敵地で連敗を喫し、最下位に転落した。

　この日もチームはわずかに5安打。先発・スタンリッジの6回5安打1失点の粘投もあり、ゲームは1対1のまま9回に突入したが、守護神・益田直也投手が誤算。一死も奪えぬまま満塁のピンチを招くと、大田にサヨナラ打を許してしまった。投手陣が踏ん張りながらも、打線が援護できず、最後に力尽きてしまう。そんな戦いの連続の中、伊東監督は「ずっとこんな感じ」と厳しい表情を浮かべた。上昇の糸口はなかなか見えてこない。