首位を走るチームに暗雲が漂っている。4月29日の試合前練習で左足を痛めた細川亨捕手が左ふくらはぎ筋損傷と診断され、復帰まで4週間かかる見込みとなった。同日には嶋基宏捕手が腰痛により出場選手登録を抹消されており、梨田監督は「同じ守備位置で1日に2人(が故障するの)はちょっと困る」と顔をしかめた。

　現在、一軍は足立、伊志嶺、下妻の3人態勢。二軍には20歳の堀内、18歳のルーキー・石原と経験の浅い2人の捕手しかいないという異常事態だ。幸い嶋の腰痛は軽症のようで、最短の一軍復帰を目指して調整中。現在は投手陣が好調だが、故障によるほころびをこれ以上広げるわけにはいかない。

嶋基宏選手はその後、5月9日に一軍復帰