新天地での大逆襲に燃える男のバットが止まらない。
巨人から加わった
大田泰示外野手が5月17日の
楽天戦(盛岡)の初回二死一塁の場面で、則本から左中間スタンドに豪快な2ラン。これが自身のシーズン最多タイとなる4本目となり、眠れる大器にようやく本格開花の予感が漂ってきた。
自身4試合ぶりの4号アーチに「気持ちよかったですね。攻撃の流れもすごくよかったので、いいところで打たせてもらいました」と笑みを見せた。開幕こそケガで出遅れたが、一軍再合流後はスタメン出場を続けている大田。栗山監督も大きな期待を寄せる男がこのままレギュラーの座を奪うのか。背番号33がチームを上昇気流に乗せる。