好投が白星を呼び込んだ。5月31日の
ヤクルト戦[京セラドーム]。1対1の同点で迎えた延長10回に、ドラフト5位ルーキーの
小林慶祐投手がマウンドへ。2四球を与えて二死一、二塁のピンチを招くも、最後は比屋根を空振り三振に仕留めてゼロを刻んだ。すると、その裏に駿太のサヨナラ打でチームは2対1で勝利。うれしいプロ初勝利が舞い込んだ。
新人右腕は試合後、お立ち台で「初勝利は忘れていた。とにかく打ってくれと思っていた」と興奮を隠し切れなかった。5月は2年目の赤間、ドラフト1位ルーキーの山岡、同2位の黒木に続く4人目の“プロ初勝利”。「これからもゼロでいきたい」。ブルペンを支え、チームの勝利のために腕を振る。