やっぱり
楽天は強かった。5月30日に開幕した交流戦で、パ・リーグの首位を走る楽天と最初のカードを戦ったが、3連敗と完膚なきまでにたたきのめされた。3試合22失点と、振れている楽天打線に投手陣が炎上(守備の乱れも散見)させられたこともさることながら、7得点と打線が沈黙。初戦こそ6得点も31日の第2戦では無得点と振るわなかった。
その中で、30日から3戦連続マルチ安打を記録し、元パ(
日本ハムから移籍)の意地を見せたのが
石川慎吾外野手だ。30日には六番で4回に一時同点とする適時二塁打、31日には打順を二番に上げ、2安打でチャンスメーク。「交流戦は楽しみ」と話していた男が数少ない希望の光となっている。