外角高めの130キロを素直に打ち返した打球は右中間席へ飛び込んだ。「チームとして高めを狙おうという指示でした」。6月14日、
阪神戦(甲子園)の3回二死一、二塁。五番の
中村剛也内野手が能見から14号3ランを放ち4対2の勝利に貢献した。「先制点が取れて良かった。手応えは良かったです」と主砲は笑顔を浮かべたが、この一撃は甲子園で初の本塁打。プロ16年目にして、12球団の本拠地全球場でアーチをマークした。
同日現在、ホームランダービーのトップに立つ
デスパイネ(
ソフトバンク)とは4本差の4位。エンジン全開でさらに本塁打を積み重ね、チームの勝利に貢献する。