ワキ役としていぶし銀の働きを見せている
俊介外野手が、この日は主役になった。6月13日の
西武戦(甲子園)、七番・右翼で先発出場。一、三番を打つ主軸の糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷のため欠場し、その代役として出場した。俊介は2回に140キロの高めを左右間に運び、先制2点二塁打。そして同点に追いつかれた4回には左中間へ勝ち越しソロ本塁打を放った。「風にも助けられたと思います。後ろにつなぐ意識でしたが、結果が出てよかったです」と喜んだ。しかもこれが入団8年目にして初の本拠地・甲子園弾だった(通算4本塁打目)。この試合3打点の大活躍で勝利に貢献し、主役の証しとなるお立ち台にも上がって声援を受けていた。