6月21日、
ヤクルト本社の定時株主総会が行われ、故障者続出のチームの現状について、株主から質問があった。これに対して衣笠球団社長はその責任を痛感しているとし、「今月、来月にケガ人の復帰のメドが立っています」と見通しを語った。2月に椎間板ヘルニアを発症した川端を手始めに、開幕後に畠山、先発の小川、山中が相次いで離脱。さらに6月に入ると主砲の
バレンティン外野手、正捕手の中村が登録抹消となるという負の連鎖が続いていた。
それでも、ようやく“役者”が戻ってくる。バレンティンは22日の二軍公式戦から実戦復帰し、山中、小川も月内の二軍登板を予定している。7月からの逆襲へ、準備が整いつつある。