花火が止まらない。6月27日の
日本ハム戦[ヤフオクドーム]に本塁打3発で6対0と快勝した翌28日の同戦(同)も、2回に川島、甲斐の2者連続ソロ(甲斐は2試合連発)から試合は動き出した。その後は一進一退の攻防が続き、5回には今宮のソロで一時勝ち越したものの、8回表に同点とされる。
相手に傾きかけた流れを引き戻したのも本塁打。しかも大砲の一発だった。8回裏、A.
デスパイネ外野手は
マーティンの155キロの直球を、ライナーで左中間テラス席に突き刺した。「いい当たり」と会心の笑み。右太もも裏肉離れから驚異の回復力を見せたのは「チームが自分のことを必要だと分かっているから」。今後もチーム愛あふれる一発で貢献を誓う。