沖縄開催となった6月27、28日の
西武戦(那覇)。27日は3回までに3点のリードを奪ったが、雷雨でノーゲームに。しかし、翌28日は粘り強さを発揮して勝利をもぎ取り、前日の借りを返した。
立役者は
三木亮内野手だ。リードしながら追いつかれること2度。イヤな展開だったが、延長11回表、二死二、三塁で「どんな形でもいい、何とか1点」という気持ちで打席に立った三木は、牧田のスライダーに食らいつき、左前に運んだ。先発・佐々木が5回途中で降板しながら、中継ぎ陣が踏ん張り、内が2回を投げてつなぎ、1点をもぎ取り、益田が締めた。55年ぶりとなる沖縄での勝利は、久々の“らしい”勝ち方だった。