山口俊の暴行疑惑の中で、ルーキーの
畠世周投手(ドラフト2位)が、先発ローテーション定着に名乗りを上げた。7月19日の
中日戦[ナゴヤドーム]に、プロ入り2度目の先発登板。最速150キロの直球を武器に、7回まで無失点。8回にピンチを招いて途中降板したが打線の援護もあり、7回1/3を7安打2失点でプロ初勝利を手にした。
昨秋のドラフト直後に右ヒジを手術したため、新人合同自主トレ、春季キャンプはリハビリ組も、地道にトレーニングに励み、7月6日に一軍デビュー。その後、一度は登録抹消も、再びのチャンスを生かした。「ケガをしてここまで長かったけど、初勝利できてうれしいです」。ローテ定着なるか。