フル回転を続けるリリーフ陣に頼もしいベテランが帰ってきた。左太もも裏の肉離れから復帰した
五十嵐亮太投手が、9月13日の
オリックス戦[ヤフオクドーム]でマウンドへ。約2カ月ぶりの登板ながら7回二死三塁のピンチで
ロメロを二直に打ち取り、ブランクを感じさせない見事な火消しを演じた。
回をまたいだ8回にはこの日3打席連続ホームランの
マレーロを危なげなく二飛に。最速は146キロをマークした。五十嵐は「比較的スムーズに試合に入れた」と振り返ったが、さすがの貫禄だ。負傷当初は今季絶望と言われたが、「絶対に戻ってくる」と強い思いでここまで来た。和田も然り、不屈の闘志を見せるベテランたちがチームを熱くしている。