自画自賛するほど、完ぺきな投球だった。9月20日の
阪神戦[甲子園]で先発のマウンドに立った
菅野智之投手が無四球完封勝利(完封は今季4度目)で、リーグトップの16勝目を挙げた。許した安打も3回、
大和の右前打と、4回の上本の右前安打の2本のみ。一度も三塁を踏ませず、5回以降は1人の走者も許さないパーフェクトな内容だった。
「納得しちゃいけないんですけど、完璧に近い投球でした」とお立ち台で自画自賛も当然のデキ。この日の勝利でチームは再び
DeNAと同率3位に浮上。CS出場権を懸けた戦いはまだ続くが、そのCSファーストステージで対戦するであろう2位・阪神に苦手意識を植え付けるには十分な1勝となった。