最後の最後まで、攻略することができなかった。10月3日、レギュラーシーズン最後の
西武戦(メットライフ)で3対10の大敗。またしても相手先発・菊池に屈し、これで今季8戦全敗となり昨年からの連敗記録を「11」に伸ばしてしまった。
「非常に痛い敗戦」と
梨田昌孝監督が悔やんだのは8回の攻撃。2点を追う8回には無死満塁のチャンスをつくったが、代打の中川、足立が連続三振、続く嶋も中飛に終わり、あと一歩のところで打ち崩すことができなかった。先発の
美馬学投手も2被弾と粘れず。それでも61イニング目にして初の複数得点をマークし、手も足も出なかった惨状からは抜け出した。やり返すチャンスはまだ残っている。