小川監督がドラフト会議翌日の10月27日、熊本・九州学院高を訪れ、1位の
村上宗隆捕手に指名あいさつを行った。その席上で、小川監督は起用法にも言及。「優先するところはバッティング。サードや外野を含めて」と語り、本職である捕手とともに、内外野で可能性を模索することを明言した。
それに対して村上は「プロで活躍することだけを考えている。すべてのピッチャーを打ち崩さないとダメ。日の丸を背負えるような選手になりたい」と決意表明した。高校通算52本塁打の逸材に、指揮官は「神宮で本塁打を打っている姿を想像している」と激励。“肥後のベーブ・ルース“を全国区のスター選手にすることを誓っていた。