来季こそ、体調を万全にして大役を務めてみせる。
岸孝之投手が11月29日、契約更改交渉に臨み、7500万円増の3億円でサインした(金額は推定)。来季は年俸変動制の4年契約2年目となる。
8勝10敗と白星にこそ恵まれなかったが、1年間先発ローテを守り、防御率2.76と安定感は十分だった。今季は開幕投手に内定していながらインフルエンザにより回避し、その座を美馬に譲っていた。来季は3月30日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)が開幕戦。「そこを目指してやっていきたい。風邪をひかないように」とジョークを交えながら、開幕投手へ早くも名乗りを挙げた。ライバルはエースの則本となるが、一歩も引くつもりはない。