重量打線で低迷打破を期す。22年ぶりのリーグ制覇に向け、
福良淳一監督が二番に
吉田正尚を起用する考えを明かした。過去2年は腰痛に悩まされ、出場試合はシーズンの半数にも届かなかった左の大砲だが、本塁打数は10本(16年)、12本(17年)と長打力は群を抜く。指揮官も「30発を打つ力がある。(打率)3割も可能だと思う」と期待を寄せている。
17年のチーム盗塁数は12球団最少の33と、機動力アップは欠かせないが、17年に吉田正が二番に座った9試合でチームは計44得点と打線が機能しただけに、超攻撃型オーダーの可能性も十分。T-岡田、
ロメロ、
マレーロと並ぶ“重量打線“が、低迷が続くチームに光明をもたらす。