新しくなった「18」を背に、昨季の悔しさを払しょくする。
武田翔太投手は1月4日から本格的に始動。入団時から見てくれている佐々木理博トレーナーとともに、地元・宮崎で汗を流している。「佐々木さんに(自分の体の)弱いところを全部出してくださいと伝えた」。強化メニューは体幹、肩周り、下半身それぞれ10種類の計30種類に及ぶ。全メニューを消化するには4時間ほどかかり、一見地味に見えるものもあるが、「ケガをしない体づくり」のため、顔をゆがめながらも懸命にこなしていく。
公開日の1月16日も、報道陣を前に体をいじめ抜いた。今季、目標に掲げるのは、新背番号と同じ18勝&200投球回。弱い自分とはおさらばだ。