巻き返しのシーズンへ。キャンプ地・宮崎入りした1月31日。ナインは宮崎空港から小戸神社に直行し、必勝祈願を行った。
福良淳一監督、選手会長のT-岡田外野手ともに、絵馬に記した文字は『優勝』。12球団で最も遠ざかる1996年以来、22年ぶりのリーグVに向けて、気持ちを一つにした。
早くも指揮官は厳しさを前面に。翌日から始まるキャンプを前に「レギュラーは決まっていない」と“サバイバル”を予告。「今まで以上に競争が厳しくなる。こんなチャンスはなかなかない」と奮起を求めた。昨春キャンプでは昼食抜きでの練習を厳命するなど“鬼の福良”と呼ばれた指揮官。今春も競争意識を選手に植え付け、悲願の頂点を目指す。