開幕一軍入りに向けて大きなアピールとなった。3月7日、
阪神とのオープン戦(甲子園)の6回に2番手でマウンドに上がった高卒ルーキー、
櫻井周斗投手は先頭の糸原を変化球で空振り三振に奪うと、続く上本は遊ゴロ、大山は力のある外角真っすぐで見逃し三振に斬って取る完ぺきな内容だった。
この日の登板は、中継ぎとして一軍で通用するのかを判断するいわば実戦テストの意味合いが強かった。当初は「シーズン中にはチャンスがあるだろう」と開幕一軍の可能性は低いことと示唆していた
ラミレス監督だが、前回の
巨人オープン戦(2月24日、那覇)に続く好投は、開幕一軍入りを後押しするに十分な内容となったようだ。