ちぐはぐな戦いが続いた。3月11日時点でオープン戦12球団ワーストの打率.216、17得点で42イニング適時打なしと湿っていた鷹打線。しかし、13日の
巨人戦(大分)で今季初となる先発全員安打の2ケタ15安打を放つと、翌14日の同戦(ヤフオクドーム)でも10安打と、勢いが出てきた。しかし、今度はそれまで防御率2.33で12球団トップだった投手陣が打ち込まれ、2戦とも敗戦(13日は7対8、14日は5対6)。1分けを挟み5連敗となった。
前年の王者らしからぬ姿だが、
工藤公康監督は「(開幕まで)2週間あるので課題が見つかったほうがいい」と前向きにとらえている。15日の同戦にも敗れ6連敗となったが、指揮官に焦りはない。