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巨人 陽岱鋼、痛過ぎる死球

 

悶絶する陽岱鋼


 鈍い音がバックネット裏上部の記者席にまで響いた。4月3日の中日戦[ナゴヤドーム]の初回、一番・中堅で先発出場した陽岱鋼外野手が最初の打席に立つと、中日先発・柳の内角直球を左手甲に受け悶絶。そのまま交代し、試合中にトレーナーに付き添われ名古屋市内の病院へ直行したが、「左手甲の骨折」と診断された。全治約6週間の見通しで、翌4日に帰京し三軍に合流。5月下旬の実戦復帰を目指す。

 昨季は下半身のコンディション不良で巨人デビューが6月まで先送りとなり、今季の目標に「ケガをしないこと」と掲げていたが、開幕4試合目での早期離脱に。本人にとっても、斬り込み隊長を失ったチームにとっても痛過ぎる死球となった。
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