5月22日に栃木・宇都宮で行われた
広島戦は8対0の快勝も、場所を茨城・ひたちなかに移して行われた翌23日の同カードは先発の
吉川光夫投手が初回に5点を失い、前日の勢いをそいだ。この回は田中に先頭打者弾を許すと、2つの四球で出した走者を新井に3ランでかえされるなど、最悪の内容。4回にも田中にこの日2本目となるソロを許し、8失点でKOとなった。雨が降り続く環境とはいえ、4回途中までに6安打5四球と独り相撲。打線は9回までに3点を返したが、序盤の大量失点は高橋由監督の信頼を失う結果に。指揮官は「1点でも抑えてもらわないと。天候は関係ない。相手も同じ条件でやっているんだから」と落胆の色を隠さなかった。