しばらく眠っていたバレ砲が、久々に火を噴いた。5月30日の
ロッテ戦(神宮)、1対1の同点で迎えた7回にバレンティン外野手が先頭打者として登場。ロッテ・大谷のカットボールをバックスクリーン右にたたき込んだ。13試合ぶりの一発は、値千金の勝ち越し13号ソロに。主砲は「ホームランは久しぶり。超気持ちいいです」と笑顔を見せた。
27日の
DeNA戦(神宮)では、1点を追う5回二死二、三塁の場面で前打者の坂口が申告敬遠に。バレンティンは「怒りはなかった」としながらも、中前へ逆転の2点適時打を放つと、塁上で吠えた。ようやく戻ってきた本来の勝負強さ。今後は相手の警戒心も強まっていくはずだ。