オフに受けた腰部ヘルニアの手術から完全復活を印象付ける力強い投球だった。2年ぶりの一軍のマウンドで23球を投げ込み躍動したのは望月惇志投手だ。7月3日の
中日戦(甲子園)。8回からこの日の4番手としてマウンドに上がった。
「カウントを悪くせず、先に先に詰められた。一軍のマウンドで投げられて、応援もすごくて、良いマウンドだと思いました」と振り返った。8、9回の2イニング6人を相手に5者連続三振の快投を見せたのだ。特に23球中15球で150キロの真っすぐを投げ込み、空振りも奪った。「先発で出ないものを、リリーフで出せるような気がしますね。楽しみな投手には間違いない」と金本監督もニンマリだった。