週刊ベースボールONLINE

Weekly Topic

ヤクルト 風張蓮 ブルペンを支える男

 


 絶体絶命のピンチを切り抜けたのは、「背番号64」の右腕だった。7月25日の巨人戦(京セラドーム)、6対5で迎えた8回に、4番手の左腕・中尾が安打と四球で一死満塁のピンチを迎える。ここでマウンドに上がったのが風張蓮投手だ。「絶対に抑えてやろうと思っていた」という言葉どおり、長野、吉川尚をいずれも遊ゴロに打ち取り、見事に1点リードを守った。

 ここまで防御率4.91ながら、すでに34試合登板と、多くの登板機会を得ている。「勝利の方程式」の中尾は43試合、近藤は42試合、クローザーの石山も40試合と、登板過多は否めない。「みんなの負担を軽くしたい」と意気込む右腕が、チームを救う。
WEEKLY TOPIC

WEEKLY TOPIC

週刊ベースボール各球団担当がピックアップする注目ニュース。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング