らしさ全開の見事な一振りだった。8月15日の
阪神戦(京セラドーム)の3回、一死二塁のチャンスで鈴木誠也外野手が、才木の外角気味のスライダーをとらえた。真っすぐにタイミングを合わせていたという鈴木だったが「うまく打つことができました」。打球は一直線に左翼スタンドへ。22号2ランでリードを3点に広げ、勝利(6対4)に貢献した。
8月は13試合目にしてすでに8本塁打をマーク。月間打率も.460と、夏本番、気温が上昇するとともに鈴木の打撃も急上昇中だ。昨季は8月23日の
DeNA戦(横浜)で右足首を骨折し、残りのシーズンを棒に振った。その悔しさは忘れていない。勢いそのままにシーズンを突っ走る。